波介宇佐八幡宮の秋季大祭の活性化?

神輿出発波介(はげ)の八幡様の大祭が行われました。昨年は雨のため神輿は出せなかったのですが今年は秋晴れの下、元気良く御旅所に出立しました。御神幸すなわちおなばれです。

秋晴れや神輿傾いで出でにけり 道雄

今から約400年前、長宗我部 元親 の命を受けて蓮池の城主であった弟の吉良氏が再建したものです。創建は不明であるがおそらく千年は続いてきたものと思われます。神田や植林山を持つ数少ない神社です。本殿の彫刻は文化財の指定はありませんが値打ちは計り知れない見事なものです。

永く伝わって来たこの伝統を絶やすことなく次世代に受け継ぎたいものです。しかし地方の人口減で祭りも廃れていくのが現状ではないでしょうか。波介でも神輿の担ぎ手を探すのが一苦労で私に神輿を車で運んでは等と意見があがる始末です。これに対しては地域にあるスポーツクラブに応援を依頼し地域の祭りに参加して貰うなど今までは12名で担いだ神輿を今年は17名で賑やかに担ぎました。又5~6歳の男の子の扮する行司を役者(手前の白装束の青年)に今年から肩車させました。本来は行司は神子を指し昔は馬に乗せたものでした。波介小学校の生徒20名あまりで傘や鉄砲その他諸々を持ち御旅所での神事が終わると餅投げでした。竹で作った花車の竹も来た人によって持って帰って家で輪っかにして1年飾るのです。

こうして今年のおなばれも無事済みました。波介宇佐八幡宮の秋季大祭を活性化するにはどうしたらよいか皆様のお知恵をお借りできないものでしょうか?