文旦の人工授粉

(晴)

文旦の人工授粉土佐文旦受粉

耳かきの柔らかい毛のようなもの(写真の赤い毛玉)で小夏の花粉を文旦のめしべに接触させて人工授粉させます。明日咲くと思われる小夏の蕾をバケツに一杯採蕾し開葯器に掛け花粉のみにしました。それに赤く色づけした石松子を増量剤として混ぜ柱頭にチョイチョイと付けていくのです。上の写真で赤くなっているのが見えるでしょう。これで交配したことがわかります。
それでは何故小夏の花粉で人口受粉させるのでしょうか?
それは自家不受精といって植物には良くあることですが同じ文旦の花粉をつけても花粉管が伸びてもすぐに止まり、子房へ到着しなく受粉できません。だからこの時期に咲く小夏の花粉を採取して利用するのです。
私の文旦畑には八朔が混在しています。八朔も同じように受粉します。この八朔の花から文旦の花に受粉させるのが私の文旦山にミツバチ業者に置かせてやっているミツバチなのです。