空梅雨にやっと見つけたアマガエル
今年は1951年(私が生まれた年)気象庁の観測が始まって以来の入梅の遅い年。(未だ入梅していない)
空梅雨の空白々と明けにけり 道雄
おかげで仕事がはかどりました。毎年見かけるアマガエルが袋掛け最後の日に顔を出してくれました。なかなか梅雨に入りません。
4月から夢中でやって来たぶどう栽培、何とか最後のシャインマスカットの袋掛け迄漕ぎつけました。3人の友人先輩等の助けを借りながら最後は夫婦での袋かけでした。今年の冬は暖冬でぶどうの熟睡が足りないので、専門用語で休眠打破と言いますが、今年はそれが出来ていないので満開の時期がだらだらだったり、よって早いものと遅い物の差が顕著でムラがあり遅い物は商品価値がありません。
空梅雨で仕事がはかどり、雨に懸らないので病気という病気も見つからなかった。今のところだらだら遅れた花穂あるいは房は切り落とし今年に対処しているつもりです。
水位の高い園では作ってある暗渠を利用して水中ポンプで地下水をくみ出しています。もう一つの私が退職して作った園は反対に水が少ないので今45メートル掘って地下水をくみ上げスプリンクラーでの散水を計画しています。
真剣に栽培に力を入れている今年です。明日あさっては雨が降らないので最後のシャインマスカットの葉の裏表にしっかり石灰と銅イオンで幕を作るボルドー液をコーティングし長期に渉ってべと病から守ります。明々後日からはやっと梅雨に入り雨が続きそうなので丁度のタイミングだと思っています。
又、色の来ない樹には思い切って環状剝皮、太陽から受ける恩恵を幹の途中に傷を入れて房、実へ養分を集める為の技術です。